2018/02/22
TeamSpirit人事情報管理で、履歴管理が可能に!

2018年2月、TeamSpiritとTeamSpirit HRがバージョンアップしました。Winter'18というバージョンになります。
スマートフォンアプリの勤務表ページがモバイル対応しましたので、iOSやAndroidでSalesforceのアプリケーションからTeamSpiritを利用されている方には、より使い勝手がよくなりました。
しかし、それ以上にずっとインパクトが大きいのは、なんといってもTeamSpirit HRの新機能「履歴管理」でしょう。
TeamSpirit HRは、2017年9月にリリースした、TeamSpiritに人事情報管理機能(HRM)を加えた新サービスで、社員に関する詳細な情報を管理することができます。9月のリリース時点で、社員の学歴、評価、資格、住所、家族など、200項目以上の管理項目を備えており、今回のバージョンアップでは、さらに履歴管理もできるようになりました。
これまで、社員に関する詳細情報は、現時点で最新のものを各項目1つずつしか保持できませんでした。今回のバージョンアップにより、各項目に対する情報を、いつからいつの時点で有効なデータであるか、といった日付情報とともに保持することができるようになりました。来年度からどの組織に所属する、といった情報を前もって入力しておくことができますし、以前の住所情報を保持することもできるのです。1項目で保持できる履歴の数に制限はなく、過去における変更も未来における変更も、自在に入力・編集ができます。
データを一覧する際には、何月何日時点で有効な情報を表示するか、といった日付指定をします。
履歴管理は、事前に、履歴管理機能を有効化する必要があります。なお、一度有効化すると、その後無効化することはできませんので、ご注意ください。
あわせてWinter'18で人事情報管理に追加された機能に、「データ出力」と「データ登録」があります。これまで、TeamSpirit HRにデータを入れたり、あるいは抽出したりする際には、Webの画面か、Salesforceのデータローダーをお使いいただく必要がありました。今回のバージョンアップにより、これらに加えて「データ出力」「データ登録」機能をお使いいただけるようになりました。履歴管理機能を有効にしていた場合、過去や未来のデータを一括出力・登録することもできます。
TeamSpirit HRで、社員情報の管理がよりスムーズに、スケーラブルにできるようになりました。ご検討中のお客様は、是非ご自身の目でお確かめください。